青い海を背景に時事ネタについて切り込んでいく動画が話題のせやろがいおじさん

せやろがいおじさんを検索すると「松本人志」さんがヒットします
どうやら松本人志さんがTV番組で「死んだら負け」と発言したことに対し、せやろがいおじさんがYouTube動画で物申したことに対し大きな反響を呼んでいたようです!
この記事では、せやろがいおじさんと松本人志さんの「死んだら負け」発言の一連の騒動をわかりやすくまとめてみました!
Contents
松本人志の「死んだら負け」発言って何?

2018年10月14日放送のフジテレビ「ワイドナショー」で、ご当地アイドルグループ「愛の葉Girls(えのはガールズ)」のメンバー大本萌景さんが自死したニュースを扱っていました。
所属事務所からのパワハラや高圧的なメールのやり取りなどが次々に発覚し、精神的な疲弊の末に自死を選んだとされる大本さんについて、所属事務所からの扱いが、自死の直接的な原因かどうかの明言はできないと前置きし、松本人志さんは以下のようにコメントしました。
「こういうニュースを扱う時に、なかなか亡くなった人を責めづらいし、責められないよね。ついついかばってしまいがちなんだけど、やっぱり『死んだら負け』なんやってことをもっと皆が言わないと、死んだら皆がかばってくれるこの風潮がすごくイヤなんです」
「死んだら負け」と言う言葉を用いることで、自死以外の手段を選ぶ必要があったとの見解を示しました。
「死んだら負け」発言に賛否両論!それに対し松本人志がとった行動とは?

「死んだら負け」発言に対して、ネットでは大炎上!!
賛成の声も批判の声もあり、まさに賛否両論。
この意見に対し松本人志さんはtwitterで発言しました!
〈自殺する子供をひとりでも減らすため【死んだら負け】をオレは言い続けるよ。。。〉とツイート。自死を選択することを“負け”だと主張する背景には、自死する子供を減らしたいという想いがあることも明かしている。
批判の声を受けても、松本人志さんは発言を撤回することはしませんでした。
「死んだら負け」発言に込めた松本人志の思いとは?
松本人志さんがこれほどまでに自死という行為を“糾弾”するのは、学生時代の出来事に由来するそうです。
「『放送室』で、松本は学生時代に大嫌いだった教師がいたが、『その教師から一つだけ大事なことを学んだ』と振り返っています。それは、その教師による『この世で一番やったらアカンことが何か知ってるか? それは親よりも先に死ぬことや』という教訓で、松本はこの言葉に衝撃を受けたと振り返っていました。大本さんは追い詰められた末に自死を選んでしまったという経緯があるにせよ、松本にとってそれは“この世で最もアカンこと”として映ってしまったとも言えるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
(アサ芸より引用)
松本人志さんは「親より先に亡くなる」ことがこの世で一番してはいけないことと、胸に刻んでいるが故に、「死んだら負け」と言う発言に至ってしまったのだと。そして、その想いの強さから現在もその発言を曲げずに掲げているんですね。
せやろがいおじさんが松本人志に動画で意見!ネット上で大反響!
芸人兼YouTuberのせやろがいおじさんが、松本人志さんの「死んだら負け」発言に対しYouTube動画で物申しました!
その動画を見ていきましょう。
・死んだらみんな私に優しくしてくれるんや。じゃぁもういっそのこと死んじゃおうかなっていう風潮をどうにかしたいってことやんな!?これ自体は大賛成!
・ただ「負け」と言う言葉には亡くなった方を罰したり、ジャッジしたりするニュアンスがこもってるから、そこに引っ張られて本来伝えたい意味が伝わってないなぁと言うのが勿体無いなぁと思うんや
・結局「死んだら負け」は具体性のない精神論で仕組みを変える議論には発展せえへんと思う
・何が言いたいかというと「死んだら負け」より「逃げるが勝ち」の方がええんとちゃうか〜
せやろがいおじさんのこの意見に対し、ネット上で大反響がありました!
せやろがいおじさんの意見に賛同している方が多くいるのが印象的でした!
動画投稿はせやろがいおじさんの友人の自殺がきっかけだった!

せやろがいおじさんが動画投稿したきっかけについて言及していました!
── ダウンタウンの松本人志さんの「死んだら負け」発言の動画は?
僕らの世代の芸人ほぼ全員だと思いますし、僕もベタなんですが、ダウンタウンさんに憧れて笑いを始めたってところがあって。松本人志さんと、放送作家の高須光聖さんが出られていた『放送室』(TOKYO FM)っていうラジオを、ずっと聞いていました。そこでも「死んだら負け」っていうことをおっしゃってたんですよ。当時その話を聞いたときは、賛同して「そうだよな」というふうに思ったんですけど。
── けど?
たびたび松本さんは「死んだら負け」発言をされてるんですけど、その後、僕の友人が自殺してしまったんです。「死んだら負け」っていう言葉って、「じゃあ、俺の友達のあいつは負けてもうたんか……」って思うと、ちょっと抵抗感があって。よくないことですけど、日本ではありがちじゃないですか? 自殺率高いし、知り合いが自殺したという方も少なくない。こういう抵抗を感じる人って多いだろうなって。だから、「死んだら負け」よりも、もうちょっと死んだ人を罰するニュアンスを含まずに、具体的な話できひんかな、っていうところで作ったっていう経緯があります。
(アスキー.jpより引用)
友人の自殺がきっかけで、「自殺」についての考え方やあり方を考え直したことで動画投稿に至ったんですね。
ちなみに、松本人志さんとは面識もなく、相当ドキドキして投稿したそうです。
事務所の社長から「俺は守らんよ」とも言われていたとか。
このせやろがいおじさんの動画に対して、松本人志さんはメディアで特に言及していないようでした。
しかし、ここまで話題になれば松本さん自身の耳にも入っているはずですよね。
どう感じたのか、知りたいところですよね。
せやろがいおじさんと松本人志の「死んだら負け」発言騒動まとめ〜最後に〜
気になるツイートがありました。
松本人志が言った
「死んだら負け」せやろがいおじさんが言った
「逃げるが勝ち」
どちらも言いたい事は良く分かる。でも結局はどちらも「死ぬな」という意味。
選択肢に自殺を入れてはいけない。何があってもだ。#松本人志 #せやろがいおじさん #ワイドナショー— のぎのぎ (@nogizaka46397) November 13, 2018
せやろがいおじさんと松本人志さんの言葉。
どちらにせよ、自殺によって「死なないで欲しい」いう心からのメッセージなのだと言うことが分かります。
言葉のニュアンスって非常に難しいものですよね。
どちらが正しいかという決着はつけられるものではないですが、言葉の本質から言うと二人の思いは一緒なのだと思います。